皆さま、こんにちは!100年住宅のゼロホーム、ゼロ子です♪
本日未明、島根県で震度5強の強い地震がありました。お怪我をされた方もいらっしゃるようです。どうぞ身の安全を第一にお過ごしください。
さて、おりしもちょうど2年前(正確には2016年4月14日および16日)、熊本県を震源とする震度7の強い地震が発生しました。また強い地震がきた機会ですので、今年の2月に行った熊本のことを少し書きたいと思います。
当時、熊本地震は本当に多くの被害を出したのですが、中でも、熊本のシンボルともいえる熊本城の被害は、熊本の皆さんの心にも大きなダメージを与えたのではないかと思います。テレビでも、崩れた石垣や、微妙なバランスで何とか持ちこたえているお城の姿を何度も放映していました。
では、今はどうか。
天守閣は日本の建設業界の威信をかけての修復が進んでいます。
話題にもなった石垣のナンバー。途方もなくたくさんあります。
まだ何も手がついていないところもたくさん‥‥。
微妙なバランスで持ちこたえていますが、下から支えることすらできないそうです(それが元で崩れる危険性から)。
確かに修復作業は進んでいますが、本当の本当にまだまだというのが実情です。修復の方法さえ見つかっていない部分もあります。最先端の技術をもってしても、2年経っていても、道は遠く厳しい。
最も震度が大きく、多くの住宅が倒壊した益城町にもうかがいました。2年経って、倒れた家はすでに撤去されているのですが‥‥、逆にそこには新たな建築がなされる訳でもなく、更地になったままのところもたくさんありました。
役場の大きな建物も、倒壊の危険があり、建替えるそうです。
益城町はもともと高低差のあるエリアで、このように大きく高さがずれる現象があちこちで見られました。
用水路にも大きな段差ができています。
電信柱が支えになってバランスを保つ小さな祠。
立入禁止のままになっているガレージ。
ただ、熊本は元気でした!まだいたるところに残る被害を目の当たりにすると、なんだか少し心が痛くなる思いでしたが、熊本の方々は、この痛みとともに頑張っている‥‥。ゼロ子たちが想像するよりももっともっと強い気持ちを胸に。遠い道のりも、厳しい現実も乗り越えていくパワーを放ち。
ゼロ子たちは住宅会社といえど、遠く離れた京都で、直接的に復興に関わることはなかなかできません。でも、熊本地震から経験したことや検証されたことを、これからの住宅に生かしていくことはできるのです。
熊本で感じた未来へのパワーに負けないように、ゼロホームもがんばります!
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